東近江消防 > 119番


通報は落ち着いて

 東近江消防本部管内では、各ご家庭等の固定電話や携帯電話から119番をダイヤルしていただくと、東近江市東今崎町の「東近江消防本部指令室」につながります。
 東近江消防本部では、「高機能消防指令システム」を導入し、平成24年4月1日から運用を開始しました。
 各種災害に応じて、ただちに各消防署・出張所へ出動指令を出し、消火活動等の対応に当たります。

 火災や救急などの緊急事態の場合、どうしても焦ってしまわれることが考えられます。
 万が一に備えて、住所や名前がすぐに言えるように、電話のそばに掲示しておくことをお勧めします。そして、できるだけ落ち着いてこちらの質問にお答えいただけるようご協力をお願いします。
 通報が長引く場合でも、場所が確定できた時点で消防車や救急車を出動させますのでご安心下さい。
 
 なお、119番通報が集中し、回線が埋まってしまった場合、自動音声で119番通報が受けられない旨のアナウンスが流れます。その場合は、先に受信している119番通報が終了した時点で、順次対応しますので、そのまま切らずにお待ち下さい。


携帯電話での通報は、現在地をはっきりと!

 携帯電話からの通報は、電波や気象等の関係で、東近江消防管内で発信されても、隣接消防本部につながる場合が考えられます。自宅など固定電話がある場合は、固定電話からの通報を優先していただくことをお勧めします。
 携帯電話からの通報も同じく住所・番地を伝えていただくことが重要です。屋外等で分からない場合は、周囲を見渡して看板や店舗名を伝えていただくことで、災害地点の特定につながりますのでご協力をお願いします。

119番通報での問合せはご遠慮下さい!

  119番は、緊急時の専用回線であるため、回線が埋まってしまうと緊急時の119番通報を受けることができません。
 「今どこで火事ですか?」「病院教えてもらえませんか?」などの問い合わせに利用しないで下さい。
火災等の災害に関する問い合わせ
 消防情報案内(050-5536-7054)へ電話していただくと、電話された際に発生している災害情報を自動音声で聞くことができます。また、事前登録が必要ですが、「消防情報メール」というサービスも行っています。→詳しくはこちら
医療機関に関する問い合わせ
 医療情報案内(0748-23-3799 みな救急)をご利用ください。
 また、インターネットから「滋賀県広域災害・救急医療情報システム」 にアクセスすることで、最寄りの医療機関を検索することも可能です。パソコンはもちろん、携帯電話での検索も可能です。

電話以外でも119番通報 受け付けます!

 耳が聞こえない、声が出せない等、声によるコミュニケーションができない方を対象とした119番通報の方法です。
Net119
 スマートフォンやタブレット、フィーチャーフォンなどのインターネット回線を使って、緊急事態を消防に通報する仕組み『Net119』を運用しています。
 『Net119』は、事前登録が必要になります。
 詳しくはコチラ→『東近江消防Net119』
申請書はこちらからダウンロードできます。
『Net119緊急通報システム利用(新規・変更・廃止)申請書兼承諾書(Word))』
必ずお読みください。
『Net119利用規約』
FAXで119番通報!
 通常のFAXを送信する同様の手順で、「119」へ発信してください。
 発信される際は、
 ①なぜ必要なのか?(火事?救急?)
 ②住所(緊急車両出動場所)
 ③世帯主名
 ④何が燃えている? 傷病者の氏名・年齢・性別
 ⑤どこから燃えている? 持病・かかりつけ病院名
 ⑥逃げ遅れ? 痛い、苦しい、けがしたところ等の情報

発信する用紙は、こちらからダウンロードが可能です。
 → 「FAX119用紙
※上記用紙以外でも、発信は可能です。その場合は上記記載内容同等の記入をお願いします。
日本語が話せない方からの119番通報に対応しています。
 当消防本部では、外国人からの119番通報時において迅速かつ的確に対応するため、電話通訳センターを介した三者間同時通訳を導入し、24時間365日複数の言語に対応しています。
 119番通報をされた際に特別な操作等は必要ありません。固定電話もしくは携帯電話から119番通報をすると、当消防本部の指令員へ繋がりますので、その通報を指令員から電話通訳センターに繋ぐことにより三者間同時通訳を行います。これにより通報者と指令員と通訳者による三者間通話状態となりますので、そのまま通報内容をお話しください。
 注意点として、119番に電話をかけてから電話通訳センターに繋がるまで、10数秒お待ちいただくことがありますが、電話を切らないでお待ちください。
 また、近くに日本語で意思疎通が可能な方がいる場合は、その方に119番通報を依頼してください。

外国語での案内はこちら→『案内パンフレット』

English
You can also call 119 via an interpreter in languages other than Japanese.

Português
Você também pode ligar para 119 por meio de um intérprete em outros idiomas além do japonês.



119番通報時の口頭指導って、なに?

 もし、あなたの大切な人が、目の前で突然倒れ呼吸も心臓も止まった状態になったら?
 もし、あなたの大切な人が、事故などに巻きこまれ大出血したら?
 あなたならどうしますか?

 東近江消防本部指令課では、皆さんから119番通報で救急車を要請されたとき、電話を切らずに応急手当の指導を行っています。このことを「口頭指導」といいます。
 特に、呼吸や心臓が止まっている場合に行う心肺蘇生法は、一刻を争う大切な応急手当で、いち早く開始しないと命を助けることはできません。
皆さんからの119番通報で場所が確認できれば、その時点ですぐに救急車は出動しますので、慌てず指令課員の指示に従い、応急手当を行ってください。
 応急手当の方法が解らなくても、指令課員がしっかりとサポートしますので安心してください。
 命の危険がある人を助けられるのは、救急車が現場に到着するまでの応急手当です。
 あなたの大切な人を救うためにも、ご協力をお願いします。

 応急手当の方法は、こちらを参考にして下さい。

救急車の適正な利用をお願いします。

 救急出動は年々増加しています。比較的軽症事案が増加しており、それに伴って、重症で緊急性の高い救急事案に救急車が足りないケースが増加しています。
 命に関わる傷病者の方が待っています。119番通報される前に、本当に救急車が必要な状況か、少しだけ考えてみて下さい。
 119番通報中、意外と多くの方が「サイレンを鳴らさずに来てください。」と言われます。消防車や救急車は火災現場や救急現場など、緊急性のある場所へいち早く向かう緊急車両であり、道路交通法でサイレンを鳴らすことが定められています。出動時のサイレンの吹鳴にご理解とご協力をお願いします。

間違えて119番通報した場合は

 間違えて119番通報したときや、お子様が誤ってかけてしまった場合は「間違いです。」と伝えてください。
 無言で電話を切られますと、緊急性を確認するために消防から折り返しの電話をかけます。(スマートフォンには、画面ロックがかかった状態でも119番通報などの緊急通報ができる機能があります。お子様が触っていたり、ポケットカバンの中で、誤って119番にかけてしまう場合があります。ワンタッチでの誤発信を防ぐために、お使いのスマートフォンのソフトウェアを、最新のものにアップデートしてください。アップデートの方法については各携帯電話会社にお問い合わせください。)


Copyright(c) 2000 HigashiOmi All rights reserved.