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                 東近江行政組合消防本部では毎年、消防職員の自己啓発推進を目的に意見発表会を開催しています。この意見発表会は、消防職員が日々の業務の中で感じていることや、災害現場等で経験したことを通し、今後自分自身や消防の組織がどうあるべきか等の考えや決意を述べる場となっています。 
             今年度は、びわこ学院大学教育福祉学部の烏野猛学部長・教授(スポーツ教育学科長)を審査委員長とした6名の審査委員により、令和4年12月15日(木)、消防本部屋内訓練場において実施し、11名の出場者から最優秀者と優秀者の計2名が選出されました。 
                 
                 
            〈発表内容〉 
            『最優秀賞』 
            ・消防士 満田圭亮 『紡ぐ』 
                 
             社会的に若年化が問題視されており、組織力の底上げが求められている。毎日、繰り返す基本訓練に「できるのに意味がない」と、私は感じていた。 
             しかし、ある火災への出動と先輩から聞いた基本訓練が生まれたルーツにより、自分が受け継いでいるものは、ただの形ではなく、想いや教訓が込められている事を知った。 
             私達、若者がやるべきことは、基本を繰り返し、本質を知ることで一つ一つの行動の意味を理解し大きな成長へとつなげること。そして、ただ、形を伝えるのではなく、ほぐして意味を伝えることが大切だと気付いたと発表した。 
             
            『優秀賞』 
            ・消防士 市川陽向 『大輪の花』 
             消防ポンプ操法の指導を通して、消防団に若い世代がいない現実を目の当たりにし、消防団のなり手不足、減少を身近に感じた。 
             しかし、若い世代が防災に興味がないわけではなく、地域防災と関わるきっかけがないことを友人との会話で知った。 
             きっかけとして自警団を再認識させ、自警団活動に参加してもらうことで、防災にふれる機会を作る。そして、消防団員への増加へと繋げる。 
             中学生や高校生に防災教育という種をまき、地域全体に自警団員としての自覚という防災の根を張る。やがてそれは、この故郷に大輪の花を咲かせると発表した。 
             
             
            (その他の出場者については出場者一覧のとおり) 
             
             なお、上記2名は、令和5年2月2日(木)に滋賀県消防学校で開催されます第48回滋賀県消防職員意見発表会に出場します。 | 
               
                |  発表会の様子 | 
               
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