消防長年末特別査察

東近江消防 > 消防長年末特別査察を実施しました

当消防本部では令和３年１２月１６日（木）に、ショッピングプラザアピア（東近江市八日市浜野町）において消防長年末特別査察を実施しました。これは、年末の繁忙期を迎える前に不特定多数の来客が見込まれる大型商業施設に対して、防火管理体制の充実強化及び防火意識の高揚を図ることを目的に平成１２年から毎年実施しているものです。年末年始に催事の増える大規模商業施設では、利用客や商品の増加など、平常時と異なる態様になることから、避難通路に必要な幅が不足したり、消防用設備が正常に機能しないことが懸念されます。この日は、村田昌由消防長をはじめとする消防職員５人が、店舗内を立入検査し、売り場の避難通路の状況をはじめ、防火シャッターの閉鎖に障害はないか、消火設備に不備はないか、などを確認しました。





査察を終えた村田消防長は「消防用設備等の設置状況をはじめ、避難経路や消火設備の操作障害となる物品等はなく、良好に維持管理されており高い防火意識を持っておられる印象を持ちました。１分１秒を争う大事な局面のなか通報の遅れが命取りになります。人命第一で行動を起こせるように従業員への教育を徹底し、安心安全の体制確保に努めていただくようお願いしたい。」と講評しました。今後も職員一同、防火管理意識の高揚をはじめとした防火安全対策の指導に努めてまいります。