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平成28年度消防防災科学技術賞 消防庁長官表彰受賞
〜火災調査の部では、滋賀県初の授賞〜

 平成28年度消防防災科学技術賞(総務省消防庁主催)の表彰式において、当消防本部が応募した3編が「優秀賞」として消防庁長官表彰を授賞しました。
 この賞は、全国の消防本部から多数の作品応募があり、その中から当消防本部が提出した消防防災機器等の開発・改良の部2作品と、原因調査事例報告の部1事例が、いずれも優れた作品、報告であるとして高く評価されたもので、1つの消防本部に3編もの「優秀賞」が授与されるのは全国的にも例が無く、また、原因調査事例報告については、滋賀県下の消防本部では初となる受賞となりました。

受賞したのは、以下の7名です。

≪消防防災機器等の開発・改良の部≫
   優秀賞 ●「てこの原理を応用した自在支点器具の開発」 
          消防士長   奥川 竜次(消防本部警防課)
          消防副士長 西村 卓 (消防本部警防課)

   優秀賞 ●「狭所巻きホース展張補助器具の開発」 
          消防副士長 東森 祐介(日野消防署)

≪原因調査事例報告の部
   優秀賞 ●「ごみ固形燃料化施設からの出火に関する調査報告」 
          消防司令補 山田 啓史(日野消防署)
          消防士長   村西 大介(日野消防署)
          消防士長   渡瀬 賢太(愛知消防署)
          消防副士長 福永 真也(愛知消防署)

 11月16日に東京都で表彰式が行われ、式典に続いて行われた発表会では全国から集まった消防士、国や地方の研究施設の専門官を前に、受賞した機器開発作品の展示と、原因調査事例の発表を行い、多くの関係者から質問や情報の提供を求められました。
 このように当消防本部では消火、救急、救助業務だけではなく、資機材の開発改良、火災原因調査といった地道な活動においても火災予防を図ることで、市民のみなさまの安全、安心な暮らしに繋がるよう今後も努力してまいります。
   


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